円直の庭仕事

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きれいだと思うもの、好きなもの、暮らしかた、みんなそれぞれです。
だから、庭のカタのようなものにこだわりがありません。
ただ、大切にしていることはあります。きちんと雨が流れるし、風もほどよく流れてくれる。
鳥も虫も来てくれて、草木はのびのび成長するけれど、掃除お世話はやりやすい。
そんなお庭を目指しています。
みんなの想いがカタチになるように、一緒にお庭を作っていけたらいいなと思います。
ロマンティックは忘れずに。

庭仕事の種類

  • 造園設計

    造園空間の設計にあたっては、建築との関係性や周辺環境、導線計画、用途、季節変化への配慮など、多角的な視点をもとに基本構想・計画・設計を行っています。丁寧なヒアリングを通してお客さまの想いをくみ取り、日々の景色の中に、そっと馴染む緑のある空間をご提案します。暮らしや空間に寄りそう設計を心がけています。

  • 寺社仏閣の造園

    長く大切に受け継がれてきた庭の風景が、これからも静かに美しくあり続けられるように。四季折々の景観や植生に配慮しながら、植栽管理や剪定などの手入れを丁寧に行っています。また御用庭師として、祭礼・法要・茶会など、行事の設えや裏方の支度の役割も大切にしています。伝統と自然が調和する、庭のたたずまいを守り、未来へつないでいきます。

  • 個人邸の造園

    お客さまの暮らしや住まいに寄りそう、庭づくりとお手入れを行っています。お庭の新規設計・施工から、季節ごとの植栽管理や剪定、定期的なメンテナンスまで。日々の風景に、緑のある心地よさがそっとなじむように。ひとつひとつのお庭に、ていねいに向き合います。

  • 店舗・イベントの造園

    お店や催しの世界観に合わせて、植物による空間演出を行っています。コンセプトのご提案から施工、イベント期間中のメンテナンス・撤収まで一貫して対応。季節感や雰囲気に寄り添いながら、訪れる方の記憶に残るグリーンのしつらえをお届けします。

  • 建築の専門家との協働

    建築設計事務所や工務店、デザイナーなど、専門家の皆さまと連携し、造園設計のパートナーとして関わっています。建築のコンセプトや空間の意図を丁寧にくみ取り、緑が調和する景観をプランニング。確かな知識と経験を活かし、質の高い空間を共に創り上げていきます。

  • まちづくり

    地域コミュニティや学校などを対象に、園芸ワークショップや緑化事業の企画・運営を行っています。植物にふれ、育てる楽しさを通して、人と人、街と人をつなぐお手伝いを。暮らしに寄り添うみどりの力で、やさしいまちづくりを目指しています。

大切にしていること

  • いい風景を
    つないでいくこと

    ふと、立ち止まった時。ふと、手を休めた時。ふと、見上げた時。いい風景だなー、と思える風景をつくり、育てていきたいです。昔に生きた人たちがつたえてくれたことをまなぶことでその人たちとつながる。今に生きているあなたとつながり、私達が生きている間に手に入れてきた経験や知恵をおたがいにまなびあう。そこでまなんだことを未来の人たちへつたえる。つながる、まなぶ、つたえる、つながる...この循環が風景をつくっていると思います。人を含めたすべての生きものがいい循環のすがたをつくり出した時、いい風景が私達の前にあらわれてくれると思います。庭という場を通じて、その風景をつないでいきたいと願っています。

  • 庭師であること

    "過去の人達からあずかっている風景を健全に育て、未来に生きる人達に伝えていく”今を生きるお客さまが背負ったこの責任をしっかりと理解し、手を動かし、支えていくのが私たちの仕事です。お客さまの背負った責任を支え続けていくためには、自らの心と技を磨き続けなければいけません。心と技を磨き、手を動かし、いずれは風景の中に消えていく。そんな庭師でありたいと考えています。

  • ロマンティックであること

    この花をあのひとに持って帰ってあげよう。この石をテーブルにして子どもたちがおままごとをしていたの、その子たちは今はお母さん。この枝の切り口はあの時緊張した切り口。今据えた景石の底の姿はあなたと私しか知らない。記念に植えておこうか。
    庭での出来事は木・土・石が静かに記憶してくれるように思います。そんな記憶は普段ひっそりとしていますが、なにかのきっかけで感情をときめかせてくれるようです。記憶が残り、感情がときめき、時が経ってもロマンティックがひっそりと佇んでくれる。そんな庭の仕事をしていきたいと思っています。

プロフィール

株式会社 円直 代表取締役

中村 直樹

造園家

庭をつくるとき、私が大切にしているのは身体感覚です。
植物の気配、土の湿り気、石の重み。図面では把握しきれない細かな違和感や、呼吸のようなものを現場で感じ取ります。風の通り道や光の入り方、木々の葉音まで想像しながら、その場所と暮らしに合う風景を探っていきます。
感覚と筋肉、そして技術とのあいだを行き来しながら、丁寧にかたちにしていく。それが私の庭仕事です。

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